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US OPEN JUNIOR CHAMPIONSHIPS 2024
ー遠征レポート3(8/29)ー
松村団長
8/29 予選1回戦
浅田選手は第9シードのイタリア選手
千葉選手は第16シードのアメリカの選手
との対戦でした。
両選手ともコート狭しと走り回り自身の持ち味をしっかり発揮しました。
浅田選手の相手は長身の左利きでサーブはもちろん力強さと巧さのあるストロークの良い選手でした。1stセット序盤はそこで圧倒され2-5と離され、中盤から長いラリー戦に持ち込みましたが3-6と先取されました。
しかし、それでペースを掴んでいけたこどが、2nd セットに生きてきました。コートを走り回り相手ショットを打ち返し続け流れの良い時間帯もありました。お互いにキープが続き、ブレイクチャンスもありましたが、さすがに強い選手はそこを取らせてくれません。
相手選手の強力なストロークが1枚上手な分、4-6と一歩およばずでした。
【結果】3-6,4-6
千葉選手の対戦相手はプレイスタイルの似た感じの選手でした。1etセットは緩急を使い相手を翻弄し要所でウイナーを取るなど6-2と先取しました。
2edセットになると相手もそのボールに慣れミスも減りリズムも良くなり逆に1-6とセットを奪われ、勝負はファイナル10ポイントタイブレークに。序盤の攻防から両者が持ち味を出し合う好ゲームに頭ひとつリードして9-7とマッチポイントを握りました。
しかし、相手の意地が上回ったかのように逆転され9-11と惜敗でした。
【結果】6-2,1-6,9-11
両選手、各々の持ち味は発揮できていました。長いラリー戦に持ち込み流れをつくり、打ち込まれても食い下がる粘り強さなど、高校テニスらしさも発揮して互角に戦ってくれました。
また、お世話になったテニスクラブ関係者の日本人コミュニティで応援に駆けつけてくださいましたが、応援をしてもらえる選手として礼節ある振る舞いもできていました。
不慣れな海外でも積極的なコミュニケーション力にも感心しました。
両選手に帯同して、私の遠征テーマでもあった部活動文化がしっかり通用した部分が多くあったと感じさせてもらいました。
ここで勝ち上がることは簡単なことではありませんが、通用する部分は大いにあると感じました。今後、この機会を与えられた選手達が勝ち上がっていける糧にしたいと思います。
監督笹井先生
8月29日レポート
本日、予選ラウンド1回戦が行われました。
2人とも、本当によく打ち、よく粘り、最後まで心ブレずに、諦めずに戦い抜いてくれましたが、あと一歩のところで惜敗しました。しかしながら、今自分の持っている力は出し切ってくれたと思います。
日本から、また現地でお世話になった方々から応援していただいていることをしっかり胸に受け止め、それを力に変えて本当によく頑張ってくれました。悔いは残っているかもしれませんが、その気持ちは今後の成長に必ず生かされると確信しています。
2人には、まだまだ伸び代があります。この大舞台での経験を更なる飛躍に繋げてほしいです。
お疲れ様でした。そして、有難う!
浅田選手
8月29日
予選1回戦 4-6, 4-6
予選1回戦では、第9シードのイタリア選手と対戦しました。第1セットでは、相手の長身から繰り出される強烈なフォアハンドとサービスに苦しみ、序盤で2ブレークを許して2-5とリードを奪われました。
しかし、徐々にラリーのペースを掴み、ブレークに成功して4-5まで追い上げましたが、最終的に4-6でセットを落としました。第2セットでは、サーブレシーブで劣勢にならなければストローク戦ではリードする場面もありましたが、サービスの差で1ブレークを許し、4-6で敗れました。
試合を通じて、ミスは少なく自分のできることはしっかりとできましたが、上から叩くフォアハンドやサービスの精度が不足していた点が相手選手との差となったと感じました。
しかし、これまで練習で積み上げてきたストロークがグランドスラムの舞台でも通用することを実感できたのは大きな自信となりました。また、多くの方々が応援に駆けつけてくださり、海外での試合とは思えないほどのホームのような雰囲気でプレーできたことに深く感謝しています。
このような大きな舞台で試合をする貴重な経験を得たことに感謝し、今後もテニスに真摯に向き合っていきたいと思います。
千葉選手
8/29
今日は予選1回戦があり、第16シードのアメリカの選手と対戦し、6ー2.1ー6.9ー11で負けました。
ファーストセットは自分から展開をつくり、最終的には自分の得意なフォアの逆クロスでのエースでポイントを取る形ができ、相手のミスも時々あり、セットをとることが出来ました。
セカンドセットに入り、相手のミスが少なくなり、自分も守りのテニスに入ってしまい最後は自分のミスが増えてポイント取られる形でセカンドセットは取られてしまいました。
ファイナルセットでは粘り強くラリーをしてポイントを重ねていき、9ー7でマッチポイントもありました。ですが相手も振り切って打ってきて、自分がそれに対応できずに最終的には逆転され9ー11という結界で負けてしまいました。
試合をしている中で、応援の声が聞こえてきてそれを聞いて励みにもなったし頑張ろうと思えました。
そして、グランドスラムでも自分のテニスは通用するという事が実感できたので、これから課題であるサーブなどを練習してこの経験を生かしていきたいと思います。
そして、このような機会を与えてくださったことに感謝をして、これからも頑張ります。
ー遠征レポート2(8/28)ー
松村団長
8/28サインイン、会場練習
朝、サインインが無事に完了しました。(パスポート提示で身分証明するなど厳重なエントリーです)
試合会場に移動して練習を行いました。
同時間に会場練習に来ている他国の選手から練習相手を探して練習する予定でした。
シャトルバスの乗り場で知り合ったアメリカの女子選手(U16チャンピオン)と千葉選手は練習ができ、そのコーチに浅田選手はヒッティングして頂くことができました。その後も浅田選手は積極的に外国選手に声をかけ、練習コートも確保し、ヨーロッパの選手との交渉で1時間程度の練習をすることができましまた。
試合に向けて、不慣れな海外での大会雰囲気と外国人選手相手などのメンタリティな心配要素は本日で多少解消された思いますし、2人の積極的なコミュニケーション力をみると心配はなさそうにも感じさせてくれました。
あとは、自分の試合にしっかり集中し自身の力を存分に発揮してもらいたいです。
監督笹井先生
8月28日レポート
本日は、8時にサインインを済ませて、その後試合会場での前日練習に向かいました。会場に到着すると、いよいよだなという実感が湧いてきました。
2人ともヒッティングパートナーが見つかり、コミュニケーションを上手く取りながらいい練習ができました。外国人選手と会場の空気を感じながらの練習は、やはり昨日までより一層緊張感が感じられました。
21時半頃にドローが発表され、明日の対戦相手が決まりました。浅田選手はイタリアの選手と、千葉選手はアメリカの選手との対戦と決まりましたが、誰と対戦しようがブレないで自分のテニスを貫き通してほしいと思います。覚悟も決まったと思うので、しっかり準備をして頑張ってほしいです。
浅田選手
8月28日
本日は8時にクレデンシャルを受け取り、その後に試合会場で公式練習を行いました。
初めに千葉選手の練習相手の女子選手のコーチの方にヒッティングしていただきました。その後に20人近くに声をかけて、クロアチアの選手と練習することができました。練習に誘っても断られ続けながらも、声のかけ方や誘い方を工夫しながら、交渉したことはすごく良い経験になりました。また海外に出て、自分を発信していく力の大切さも身に染みて感じることができました。古賀会長のように、積極的にコミュニケーションを取り、失敗を恐れずに挑戦し続ける人物になりたいと思いました。
21時過ぎにドローが発表され、1回戦は第9シードのイタリアの選手との対戦が決まりました。自分のできることを最大限に発揮し、最後まで諦めずに泥臭く戦い抜きたいです。
千葉選手
8/28
今日の8時にサインインを行い、その後、試合会場に移動して前日練習を行いました。
私はアメリカの選手と練習をしました。海外の選手のボールは重くて振り遅れることもあったけど最後にはしっかり合わせて良い感覚でラリーをすることが出来ました。
明日の対戦相手も決まったので、相手に圧倒されずに自分のできることをしっかりして戦います。
ー遠征レポート1(8/27)ー
松村団長
8/26出発日 取材
USオープンへの選手団としてこのような機会を与えて頂いたことに感謝致します。刺激を受け経験も積めると思いますが、高体連の代表として日本の部活動文化が世界に通用するような遠征になればとも思います。
8/27現地練習
現地の選手とヒッティング、マッチ練習を行いました。1時間ひと通りショットを確認し、1時間のマッチ練習と2時間程度しっかりと練習することができました。
また、コートをお借りしたMAXIMUMテニスクラブの関係者の方々に手厚い歓迎とサポートを受けました。皆さん気さくな方々でおにぎりやフルーツ、飲料水なども用意して頂き、とてもアットホームな雰囲気の中で練習できたことで選手達もリラックスできテニスに集中できた時間となりました。選手達も色んな方々のサポート を受けてより試合に向けて気力も充実しています。
監督 笹井先生
8月26日(インタビューコメント)
指導者として選手と共に、最高の夢の舞台に立てることに喜びと幸せを感じています。日本選手団としての誇りと感謝の気持ちを持って、精一杯頑張って来ます。
8月27日
本日も、IONA大学のコートをお借りして、とてもいい練習が出来ました。ヒッティングパートナーもつけて下さり、本当に有難いです。二人とも、時差ボケを感じさせない機敏な動きが出来ていたと思います。昨日、本日とIONA大学でお世話になった多くの方々にも、本当に感謝です。みなさん、とても気さくで明るく、親切な方々ばかりでした。この応援を力に変えて、頑張ってほしいです。
浅田選手
8/26 意気込み
まずは楽しむ事を第1に、そして1回でも多く勝って本戦出場を目指して頑張ります。
8/27
昨日に引き続きMaximum Tennis Development Zoneで練習させていただきました。
昨晩しっかり眠ることができ、時差ボケは特に感じず良いコンディションでした。
準備してくださったヒッティングパートナーと2時間ちょっとラリーやマッチを行いました。想像以上にハードな練習となりましたが、良い感じで試合に向けて調整できました。
現地の日本人の方々にはたくさん差し入れをいただたり、フレンドリーに接していただくなど温かく迎えてくださって感謝の気持ちでいっぱいです。結果で恩返しできるように頑張りたいと思います。
千葉選手
8/26 このような機会を頂いた事に感謝をして、1つでも多く勝てるように頑張ります。
8/27 今日もIONA大学のコートで練習させて頂いだきました。
長時間の移動は初めてで少し疲れもあったけど、ニューヨークは暑すぎずテニスがとてもしやすい気候だった為コートではしっかり動くことが出来ました。
練習はヒッティングパートナーを用意してくださり、とても良い練習ができました。
現地の方々にはおにぎりを作っていただいたり、飲み物などもいただき、暖かく接してくださりました。この環境に感謝をしながら明日からも頑張ります。