2019 部長あいさつ

              全国高体連テニス専門部 部長 石原 弘也   

 平成から新元号「令和」にかわり 新しい時代への期待を感じます。109年の歴史を有するテニス部の良き伝統を継承しつつ、新しい風を起こし、高校テニス界がますます発展するよう誠心誠意努力してまいります。

  第41回全国選抜高校テニス大会 団体戦では、2年ぶりに相生学院(兵庫)が男女アベック優勝、女子は3連覇を成し遂げました。また個人戦では、男子では 影山太星(名経大市邨)、女子が 山口瑞希(城南学園)が優勝しUSオープンジュニア予選のワイルドカードのチケットを獲得しました。4月からは、宮崎県で開催されるインターハイに向けた都道府県予選も始まります。

  さて、高体連専門部の中で4番目の部員数を誇る本専門部ですが、昨年度の加盟校数は3,132校、登録人数が95,863人であり、2010年の加盟校数6,000校 登録人数11万人に比べると年々減少傾向にあり、部員数はおよそ10年で15,000人ほど減ってきたことになります。少子化に伴う高校生人口の減少、また価値観の多様化から部活動に加入する生徒が少なくなったことも影響し、特に女子部員が大幅に減少しました。このままでは近い将来、選抜予選で7〜9名の団体戦が成立しない都道府県が出てくるおそれもあります。近年 テニス界では、錦織選手や大坂選手の活躍に触発されテニスをはじめる子どもたちが増えているという明るいニュースもあります。高校テニス界でも、インターハイや選抜大会を日本一を争うのにふさわしい大会にすることはもちろん、テニスの魅力を知らせることで、部員数の増加と部活動の活性化を目指していただきますようお願いしたいと思います。

  また、歴史ある専門部ですが、試合方法や登録人数等について都道府県や地区に任されていたことも多く、同じ土俵・同じルールで予選が行われていなかったことが判明しました。全国の皆様のコンセンサスを得て、早いうちに一つの方向性を出していきたいと考えています。

 部活動で培った力や経験が、選手の心身の健全な発達を促し、その後の人生の礎となり、社会の中で「生きる力」の育成に大きく貢献するものと信じています。

今後とも、皆様のお力添えをよろしくお願いします。