2020年 あいさつ文

                          全国高体連テニス専門部  

                                              石原 弘也  

 

  全国高体連テニス専門部は、今年度の滋賀インターハイで110周年を迎えます。良き伝統を継承しつつ 高校テニス界がますます発展できるよう努力してまいります。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国や全国高体連からの強い要請があり第42回全国選抜高校テニス大会の中止を決定いたしました。苦渋の決断であり、選手や監督 関係者の方々の心情を思うととても辛く残念です。実行委員会をはじめ関係者の方々には最後まで大会の開催に向けてご尽力いただき感謝に堪えません。悔しい結果になりましたが 今回選抜大会の代表校となった栄誉や誇りは不滅です。見えざる敵に打ち勝ち、夏の滋賀インターハイを目指し頑張ってください。 

コロナウイルスにつきましては、未だに感染患者が増え続け、かつて経験したことのない事態で、スポーツ界のみならず経済や生活にも大きな影響を与えています。不安な日々で過ごされていることと思いますが、活動を再開できる日に向けできる限りの努力を続けていきましょう。

  2020年のインターハイテニス競技は、東京オリンピック・パラリンピックのため、自分たちで開催地を探した上で北関東以外での開催を余儀なくされた。また様々な制約が全国高体連から課されました。「特別なインターハイ」であることを踏まえ全国に声をかけ探したところ、滋賀県長浜市が引き受けていただけることになりました。滋賀県実行委員会と常任委員会で熱中症対策や試合終了時間の設定など協議を重ね、日程や試合方法、審判の方法について大幅に変更をいたしました。都道府県予選、各地区大会の要項や審判方法等既に決まっていますが、またオリンピック・パラリンピックは来年に開催になりましたが、今年度に限り「特別な状況下でのインターハイ」として開催します。何卒ご理解をいただきご協力の程よろしくお願いします。

  昨年度、各都道府県に選抜大会の登録の人数の変更についての提案をしましたが、十分に話し会う時間もなくアンケートに答えていただきました。少子化に伴う高校生人口の減少や価値観の多様化から部活動に加入する生徒が少なくなったことも影響し、特に女子部員が大幅に減少しています。このままでは数年先に、選抜予選で7〜9名の団体戦が成立しない県が間違いなく出てきます。今一度、都道府県や地区で選抜大会の登録人数の変更について検討してください。よろしくお願いします。

先生方におかれましては、インターハイや選抜大会を日本一を争う相応しい大会にすることはもちろん、テニスの魅力を発信することで、部員数の増加と部活動の活性化を目指していただきたいと思います。

部活動で培った力や経験が選手の心身の健全な発達を促し、その後の人生の礎となり、「社会の中で生きる力」の育成に大きく貢献するものと信じています。

今後とも、皆様のお力添えをよろしくお願いします。