今ジュニアテニスHPがおもしろい!
平成14年12月23日 管理者
 最近その充実ぶりめざましいのが、ジュニアテニスに関するHPです。私も時々見させて頂いておりますが、美しい選手の画像を集めたサイト、詳細な情報を発信しているサイト、楽しい観戦記を載せているサイト、など様々な切り口で素敵なHPが出来上がってきています。特に、自分の地域の情報を発信しているサイトは、要チェック!年末年始の休みの中で、いろいろ調べてみてはどうでしょうか?

 そんな中で、最近私が気に入っているサイトを、皆さんにも紹介します。
サイト名は「遙かなる道へ」(http://www.geocities.co.jp/Athlete-Samos/9822/)で、なんと磯釣りとジュニアテニスを扱ったHPです。「もっと専門的なサイトがたくさんあるのになぜ?」とお思いでしょうが、私はこのサイト管理人さんの、テニスだけにとらわれない人生を楽しもうというおおらかな生き方、考え方にとても引きつけられます。

 高校生の大会を毎年運営してきていると、様々な保護者の方をお見受けします。「○○ちゃーん!」と息子さんを大声で声援し、試合が終わると人目もはばからず、タオルで汗を拭いてあげているお母さんと息子。「今の判定はおかしい!」とフェンス越しに審判に猛抗議するお父さん。おもわず目を覆うような場面も少なからず・・・です。子どもさんがジュニアの選手で、どういう関係を築いていったらよいのかお悩みのお父さん、お母さん。お父さん、お母さんに入れ込まれすぎて音を上げているジュニアの選手の皆さん、「遙かなる道へ」の「ジュニアテニスプレーヤーの親たち」(「JUNIOR TENNIS」の「ジュニアテニスについて」にあります)の一読をお勧めします。

 続いての「フェアプレー精神について」の項には(引用許可を頂いてあります)、
『……もうひとつ、ガッツポーズがあります。今、高校テニス(特に団体戦!)の応援の仕方や、プレー中のマナーが大きく批判されています。私も実際にその場面を見ていますが、我が子の晴れの舞台を応援に来たお母さんが、自分の子供がコートを取り囲んだ相手チームの大応援団に猛烈にやじられ(それはひどいものでした)涙ぐんでおられました。勝てば結果として残ります。しかし、勝ち方があると思いませんか? 高校テニスだけが人生ではありません。ジュニアプレーヤーにも、テニスを通して人生を学んで欲しいと思います。
「ガッツポーズは相手に向かってするものでは無い。ここ一番に自分を励まし、自分自身を勇気付けるためにするものなんだよ!」
そう選手を諭す監督さんが見えました。こんなチームに子供を預けたいと思います。』 と、あります。

 私も全国大会で、対戦チーム監督の後ろフェンス越しに、対戦チームの選手を罵倒する応援を耳にし、おもわず注意したこともありました。しかし、「遙かなる道へ」の管理人さんが、「茨城総体観戦記」に書いて下さったように、今年の茨城総体ではそういうマナーの悪い応援を、ほとんど見かけることがなくなりました。選手や監督や運営サイドの努力があったのだと思いますが、みんなが少しづつ意識を高めることで、このスポーツのレベルは急激に高まっていくのだと感じました。来る3月の全国選抜が楽しみです。

さて、最後に、
ぜひ自分のお気に入りのジュニアテニスサイトをみつけて、ブックマークをつけましょう!「遙かなる道へ」の「リンク」から入って、ネットサーフィンしてみるのも良いでしょう。テニスを愛好し、子ども達を支えようとする気持ちに、ジュニアテニスだからとか、学校テニスだからという違いはありませんものね。