M先生の千葉きらめき総体レポート
平成17年8月17日
管理者:長野県高体連テニス部委員長 下岡隆志 管理者へe-mail
  8月10日に、千葉きらめき総体個人戦へ選手を引率された顧問の先生より、感想のメールを頂きました。詳細に書かれたメールでしたので、許可を頂き以下紹介(原文のまま、お名前のみイニシャルへ)させていただくことにしました。

 灼熱の柏、わが酒田東高もダブルスで出場しました。1回戦の対戦相手が、お亡くなりになられた吉岡くんたちのペアだったのですが、本当に残念なことです。コートに入る前に黙祷させました。さて、代わりに入ったのが東海大菅生の小野澤・鷹嘴組。当方は無名のペアですので胸を借りつつも、チャンスがあったらどんどん攻める方針でいきました。しかし、こちらがポーチに出るのが早くてストレートを抜かれたり、なんとか合わせてもボールの勢いでラケットを飛ばされたり…と素晴らしいペアでした。ダブルスではベスト8、そして小野澤選手はシングル準優勝…さすが!と思った次第です。
 それにしても、審判は素晴らしかった!柏の駅で案内している生徒もしっかりしていた!ずーっっと遠くの逆井の練習場で受付をしている生徒も素晴らしかった。今回の千葉の補助員は本当にしっかりしていると思いました。これならば全国大会は何度でも出たい!そういう気分になりました。
 またインターハイのおもしろさは、試合だけでなく、練習コートにもあることに気づかされました。ダブルスは各県約1組くらいですので、練習コートがあってもダブルスの練習や試合をすることはほとんどできません。そんなときに、声をかけてくださった先生がいらっしゃる!群馬・高崎工のY先生です。こういうのがあるからインターハイは良いですよね。それと、ダブルスの試合の応援に見ず知らずの方がいらっしゃる。伺ってみると「山形県出身なんだけど、それだけで応援に来た」とのこと。こういう方がいらっしゃる限り、高校テニスも捨てたもんじゃないな〜と感動しました。
 まだまだ感動が熱いままで、話がまとまりません。それでも、「よし、来年は勝とう!」と意気込んで新シーズンスタートです。


 お礼のメールを差し上げたところ、その日の内に、以下の第2弾を送って下さいました。

 会場への到着はちょうど団体決勝のときでした。3マッチとも息をのむ展開で、見ていて参考になるものばかりでした。選手の「きらめき」そして補助員の「きらめき」。県予選ではSCUとかセルフジャッジでの進行が多いので、あの叫ぶようなジャッジには感動しました。
 そして…やはりショッピングですよね。各メーカーの記念Tシャツやタオルを買いまくりました。あ、そうそうプログラム販売の女の子たちもとっても元気が良かった!今ではどの競技でも1000円くらいのようですが、15年前くらいは500円だったと記憶しています。あの高さはなんとかならないものかなー。
 翌日は、個人Sを観戦しつつ、移動に40分くらいかかる逆井運動場での練習でした。緊張感と暑さから、片方の選手がヤられてしまいましたが、あの暑さは地獄でした。逆井の運動場には補助員1名に先生1名、試合も見られないけれど、ああやってインターハイ運営に参加している生徒がいるのも忘れてはいけないことだと思います。
 ただし!配宿には若干不満が残りました。茨城の守谷市だったのですが、確かに近いんだけども公共機関を使うと移動に85分かかる!これは厳しかったと思います。部屋も布団を2枚敷くとあとはスペース無し、というような部屋でした。これでBランクの9000円払わなければいけないのは厳しい!配宿センターの事情も、地元の事情もわかりますが、柏市内のホテルなどに空室があるのに、こういう配宿は問題があるのではないか、と思います。12年前に真岡で卓球のインターハイに出たことがあります。そのときでもそこまでではなかった…そこが少し残念です。
 6日の受付もすんなりでした。プレハブ?小屋の2階で受付されている先生方もキレイで(笑)、はきはきしていました。OOPも見やすかったのですが、どうせデジタルでやるならば、何カ所かにあっても良かったと思います。
 あっと、試合前日に胸につけるゼッケンの連絡を発見し、近くのスーパーでハンカチとマジックペンを買って作りました。これはドジ体験ですね。
 あー、また取り留めなくなってしまった。これで報告を終わりたいと思います^^


 頂いたメールは自分にとっては、とても新鮮でした。M先生の感動と興奮が伝わってくるようでした。自分自身も始めて選手を全国大会へ引率した時、どうして良いのか全くわからず、見るものすべてが目新しく、見る選手すべてが強そうで、選手と一緒に右往左往していました。でも、目にしたすべてが感動で、夢のような毎日でした。毎年毎年全国大会に来ている内に、こういう純粋な気持ちをすっかり忘れてしまっていたようです。
 全国の高校生テニス部の皆さん、顧問の先生方、ぜひ全国大会においで下さい!。一生懸命部活動を行い、その結果郷土の代表として昇ってくるこのステージは、ほんとうに「夢のステージ」です!    (文責:管理者 下岡隆志)