テニス登録者、高体連種目で3位に!
平成15年12月5日   管理者 下岡隆志
 久しぶりに高体連オフィシャルサイトを見ていたら、平成15年度の都道府県別、種目別登録者数が出ていました。大急ぎでデータを拾い出し、以下の表にはめ込んでみました。
 高校テニス、健闘しています!登録者総数は12万583名、バレーボールを抜いて高体連の全種目中3位に躍進しました。

 急激な少子高齢化の流れの中で、どの種目も登録者数を減らしています。
 そんな中、人気のサッカーと並んで男子テニスは2年連続で大幅な増加をしています。「テニスの王子様」ブームが引き続き影響しているようで、増加数はサッカーに比べて遜色なく、このブーム、かなり強力といえます。ブームの主体が「小学校低学年」という点、さらに好条件です。
 女子は63校と大幅に加盟校を減らしましたが、加盟者数では微増という不思議な結果になりました。テニスは個人競技で選手が1人でも2人でも加盟校数にカウントされますので、たまたま統計上そういう結果になったのだと思いますが、女子については要注意。加盟者数が男子の55%しかありません。ランクを落とした陸上もそうですが、戸外で日焼けするスポーツが敬遠される傾向にあるようです。逆に室内競技であるバドミントンはランクアップしています。
 いかにブームを定着させ「テニス文化」を我が国に根づかせていくか、今だからこそ「みんなで、迅速に、真剣に」考えなければいけないのだと思います。